スタッフの中でのエリーさんのイメージは、何事にも真剣な人。ダーツで関わることはないのですが、どんな場でも常に、工夫や提案をして、よりよい状況を作ろうと心がけている印象でした。 そこでスタッフの知らない、一番真剣な場所となる「勝負」の時の心境を聞いてみました。

スタッフ:

そういえば、twitterなどでよく料理つくったとつぶやいていますね。エリーさんに料理とか家事をしているイメージがなかったので意外でした。

エリー:

一応ね。何年一人暮らししているんだって感じで。。メニューも、ちゃんとしてます。昔は酷かったですけど。
でも、昔から料理は好きで、会社に行っている時とかは、お弁当も作って持って行ってました。しかもキャラ弁とか。

スタッフ:

ええ!どんな?

エリー:

ピカチューとか、ダッフィーとか。ご飯を鰹節とかお醤油とかをつけて、ダッフィーの場合は、チーズとか海苔とかで飾ってましたね。

スタッフ:

ウチの姪っ子も、何々ちゃん家のお弁当かわいい!とか言って、キャラ弁作ってほしいアピールしてるみたいです。エリーさん、できますね!

エリー:

それがしたいんです将来!
お弁当かわいいー!って将来、子供に言われたい為に練習してます(笑)
だから、多分そのための練習でしたね。

スタッフ:

では、少しダーツの質問を。。
よくみなさん、負けた時「悔しい」っていいますよね?それは、やることやった上で挑んだ勝負に負けて悔しいとか、やることができていなかったかもしれない自分に対して悔しいとか、いろいろな場合があると思うのですが、エリーさんの場合って、どんな悔しさだったりしますか?

エリー:

やることをやって負けたんだったら悔しくないっていうか、もうやる必要がないじゃないですか?だって、やることをやって負けたってことは勝てないってことですよね?なので、まだやれることあるんだなって思います。

変な話、次もある。確かに一戦一戦大事なんだけど、次があることは幸せなことだなって。
もちろん全部勝ちたいけれど、18回もチャンスがあるんだなって思います。

まあ、その時々のコンディションによって、負けた時の思いは全然違ったりします。 そりゃ負けるわなーっていう時もあります。これで勝てたら、周りの人なにしてるんだろ?って思うことも。

スタッフ:

勝った人が羨ましいという感情はあります?

エリー:

羨ましいというのではなくて、私以上の努力をしたんだろうなって思います。
努力が絶対結果につながるわけではないけれど、結果がでる人は絶対努力していると思うから。

スタッフ:

ダーツは対人スポーツですが、対戦する相手によって、これまでの自分にない能力を引き出されるケースはあるんですか?

エリー:

うーーん。(考) 極論を言ってしまえば、自分が100%狙ったところに入れられていれば、どんな相手にも負けないから、相手とは関係ないと言ったら関係ないんです。

でも私の場合は、やっぱりヒト対ヒトで戦っているから、多少気持ちも入ってきます。
相手の性格を知っている場合、こっちも攻め方を変えるべきか、それでも自分を突き通して自分のペースに巻き込むべきか、とか考えたりします。
それがどう影響するのかもダーツの面白いところの一つだと思うし。

以前、今の女子のトップクラスのプロに「私と戦っている時と、他の人と戦っている時、違うよ。私と戦っている時こんなにできるんだから、その気持ちでみんなが私だと思ってやりなよ。」って言われた時があって、確かにその時、自分の中でもすごくいいダーツを打ててる!って思うところもありました。

その後、他の同等のプロと戦った時「いつまでそこにいるの?これができるんだったら、もっと上がってこれるでしょ?」って言われた時、 改めて、あーそっかーって思いました。

もちろん、意識的に手を抜いている訳ではないのですが、でもそう言われたってことは、やれるって思ってくれているプロがいる。そう思ったら、まだ頑張れるなって思いましたね。

スタッフ:

では、一人で練習している時は、どんな気持ちでやっているのですか?

エリー:

私、多分、練習ってこと自体苦手で...「練習」「継続」「我慢」は、すごく苦手なタイプです(笑)
やりたい時にやりたい事をやる。楽しいっていう気持ちが続かないと集中力も続かない。
本当にひどい時は、3投を投げる集中力も続かない時もあったりしました。
「これやんなきゃ」とか「あれやんなきゃ」とか「こういう練習するんだよ」とか言われても、それが楽しいと思えなかったらやらない。

でも、私は一人で投げるのが結構好きです。
一人で投げる時は、ひたすらカウントアップをしています。
ハイスコア超えるように頑張ろうとか、1000点何回でるかな?とか、やってる時はその目標が楽しいからできる。
その中で、良い時、悪い時はもちろん自分の中であって、悪い時は何が悪いんだろうって考えがちなんですけど、良い時の、今の「良い」は何が良かったのか?その感覚を覚えておくようにしている。
よく練習どうやってますか?とか言われますけど、カウントアップとしか言えなくて(笑)3時間とか一人でカウントアップしています。

スタッフ:

それが楽しいから続けられる?

エリー:

そう!それで、やばい1100点超えてきた!とか超えそう!とかになるとそのドキドキが一人で勝手に楽しくなっちゃったりします。 その時の、ハイスコアを超える時のドキドキと、たとえば入れ替え戦とか決勝戦とかの勝てそうのドキドキが私の中で多分似ていて、それが楽しいんでしょうね。

スタッフ:

練習というかダーツを投げる期間が空いてしまう時ってあったりするんですか?

エリー:

5日投げないとかは、あったりします。
この間も、飛行機の欠航で帰って来れなかった時があって、その後、帰ってきてからもバタバタで気づいたら、あ。5日も投げてない!みたいなことはあります。

でも、投げていなかったことを取り戻せはしないから、ポジティブに考えるようにしてます。 きっと悪いクセ抜けてるな!とか思って、練習行くと「いいじゃん!」みたいな(笑)

スタッフ:

では最後に、将来なりたい自分ってどんな姿ですか?
以前もお聞きしたのですが、その時は「素敵なママになりたい!」とおっしゃってました。その時と心境は変わりませんか?

エリー:

全然変わらないですよ(笑)
結婚して、子供がいつできるかわからないけれど、ツアーに参戦する。
もし、それをサポートしていただけたら、もう言う事ないですね。

今回のインタビューで、一般的にはネガティブに感じられるようなことも、エリーさんを介すると、ポジティブなことに変えてしまう。
そんな強さを感じました。 また答えている時は、いつもニコニコしているのが印象的でした。その笑顔でネガティブなことも吹き飛ばしてしまっているのかもしれないですね。